1 on 1 interview
会社の利益とモノづくりに
ダイレクトにつながる、
購買の魅力を伝えたい。
D.S
製造本部 資材部 犬山購買課
2019年入社
前職:ガス機器メーカーの購買など
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- 1on1インタビュー
- 01:D.S
Profile
モノづくりへの情熱を胸に、購買課の課長兼機械チームのリーダーとしてチームを牽引。自社製品だけでなく、サプライヤーへの理解を深めるために積極的に現場に足を運びながら、購買課としてモノづくりを支える一方、若手メンバーや次のリーダーの育成にも力を注ぐ。
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前職での経験・転職のきっかけ
転職へ突き動かしたのは、
モノづくりへの好奇心。前職では家庭用コンロなどを製造するガス機器メーカーで、購買部や新商品の量産化を行う生産準備課で働いていました。当時扱っていた製品は、給湯機、コンロやファンヒーターなど、その多くが生活必需品。だから、すごく安定した業界でしたので大きな不満があったわけではなく、もっと他の業界のモノづくりを見てみたいという好奇心の高まりと、欲を言えばちょっと刺激が欲しくなったのが転職のきっかけ。ムラテックは自宅から近いため名前は知っていましたが、改めて調べてみると事業部が5つもあり、これならいろいろなモノづくりに関われて退屈しないぞ、と興味を持ちました。年齢的にも30代後半を迎え、「チャレンジするなら今だ!」という思いも、後押しになった気がします。
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現在の仕事内容・やりがい
スピード感や変化に富んだ日常は、大変だけどやりがいも大きい。
5つの事業部のうち工作機械事業部、L&A事業部、クリーンFA事業部の3事業部で必要な部材を購入するのが購買課の仕事です。具体的にはモーターやセンサーといった電動機器、ベアリングや油圧機器を扱っており、これらの発注先や価格を決定し、原価低減に向けて取り組んでいます。前職では、ある程度新製品を出すサイクルが決まっていて、3年先、5年先に出す新製品の部材を決めればよかったのですが、ムラテックではお客さまごとにカスタムオーダーメイドされたものを生産するため、取り扱う部材の数もスピードも全く違います。最初は戸惑いもありましたが、こうした日々変化があることは、大変だけどやりがいもあります。また最近は、課全体の運営として若手の育成にも取り組んでいるため、少しずつやれることが増えていく後輩の成長を見るのも楽しみの一つです。
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社風・働く環境について
ワークライフバランスも改善し、
社員が尊敬し合える職場環境です。入社してすぐにコロナ禍を経験し、在宅勤務や時間休なども取りやすくなり、ワークライフバランスはすごく良くなった印象です。柔軟な働き方ができることで、地域活動や子供のイベントにも、以前より参加しやすくなりました。また当社では、毎年ストレスチェックとエンゲージメント調査を実施していますが、部署のスタッフの意見からも「同僚が尊敬できる」などのポイントが高く、メンバー同士が尊重し、尊敬し合う環境ができていると感じています。また全社的にDEI※の取り組みを行っているため、部署ごとに目標を立て職場環境の改善や各種制度利用を促進しています。私たちの課では、連休を取りやすくするためにワークシェアも積極的に取り組んでいますが、自分たちで良くして行こうという自立心が一人ひとりに芽生えていることが最もいい点だと思います。
※DEI [Diversity. Equity Inclusion]:多様な人材がそれぞれの個性を活かし、活躍できるような環境を整備するための考え方。 -
これからの夢や目標
原価低減でモノづくりに貢献できることが、購買の仕事の醍醐味です。
今の目標は、購買の仕事の魅力をもっと発信していくこと。私もそうでしたが、会社に購買職があることを知らない新卒学生も多く、今後の人材確保のためにもこの仕事の存在を知ってもらうことが必要だと思っています。購買のミッションである原価低減は、物価が上がり続ける昨今たいへん難しいことですが、ダイレクトに会社の利益につながる仕事。単に安い発注先を探すのでなく、品質・値段・納期のすべてが整うために、サプライヤーさんと一緒になって現場を改善していくことや、早く確実に製品を提供するための安定供給体制をつくることも重要です。また、新製品開発に向けて別の部材を提案するなど、時にはモノづくりを変えることだってあります。購買という仕事が大きくモノづくりに関わり、貢献する面白さを、多くの人に知ってもらいたいですね。