1 on 1 interview
開発者の想いが製品を通じて現場に届く、
その喜びが原動力になる。
R.S
クリーンFA本部 ソフトウエア技術部
設計グループ1課
2018年入社
前職:自動車関連メーカーの
プログラム
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Profile
OHVCコントローラのソフトウエア設計および開発を担当し、要求分析から設計、検証、納品までの一連の工程に携わる。OHVC改善プロジェクトのリーダーとして貢献する一方、チームでは主任として全体の進捗管理や調整、マネジメントにも関わるなど、活躍の幅を広げている。
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前職での経験・転職のきっかけ
入社を決めたきっかけは、
面接で聞いた仕事への情熱。元々自動車が好きで、プログラマーとして自動車の走行安全機能の開発に携わっていました。ただ、三次請け企業だったこともあり、決まった機能を実装するのが主な業務で、自分がいいなと思う機能や新しいモノを生み出すことに携わることができませんでした。またクライアントやユーザーと直接話す機会もないため、作ったモノがどう役立っているのかも実感できず、やりがいを持てなくなったのが転職を決めた理由です。開発者としてもう一歩先に行きたいという思いもあり、転職活動では一からモノづくりができる企業を探しました。5社ほど受けましたが、特に印象に残ったのがムラテックでの面接です。担当してくださった現在の上司が、ものすごい熱量で自社の製品や仕事について説明してくださり、「この会社ならいい環境で働けるのでは」と感じ、入社につながりました。
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現在の仕事内容・やりがい
自分のアイデアを形にできる、
やりがいを実感しています。主に半導体などを製造するクリーンルームに導入される、OHVC(天井走行式搬送システム)で、効率的な自動搬送を指示するためのコントローラーの管理や開発を担当しています。既存のソフトをお客さまの要望に合わせて改善させていくのですが、自分の考えやアイデアを着実に形にすることができます。「こうしたい」と考えて設計した機能が製品となってお客さまにリリースされる瞬間は、まさに開発者の想いが現場に届く瞬間でもあり、本当にうれしい経験です。また、前職からの違いで驚いたのは、ソフト設計の仕事でありながら出張が多い点。この仕事は自分の頭で考えていることが実際の現場とマッチしていないことも少なくありません。現地でお客さまの声を聞いたり、運転状況を確認したりすることが、より良い製品づくりにつながっていると実感しています。
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社風・働く環境について
誰でも挑戦できる環境で、
経験と自信を育てています。「自由な会社だな」というのが、入社して一番に感じたことです。「OHVC改善開発」のプロジェクトに選ばれた時も、入社後まだ間もない自分が年齢や経験値に関係なく任せてもらえたことに驚かされました。プロジェクトは、OHVCを基盤レベルから見直す取り組みでしたが、それまでは1時間あたり8,000程だった搬送数を40,000にまで改善することに成功。生産性を5倍にまで向上できたことは貴重な経験であり、大きな自信にもつながりました。チームでも、日頃から作ったモノに対してそれぞれに意見を出し合うなど、自分の考えを伝え、それをしっかりと受け止めてもらえる関係性は、これまでの職場では経験できなかったことです。転職して、本当によかったと感じています。
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これからの夢や目標
幅広い業界に向けて、
新しい提案をしていきたい。以前働いていた自動車業界は、決してミスが許されない業界でした。一つのミスが命に関わるため、厳しい検査は当たり前。だから私も、仕事をするうえで心がけているのは、自分が作ったモノに責任を持つということです。ムラテックでも、検査や検証の精度をより高めることで、納入後の故障や調整回数を減らしていければと考えています。他にも、現在携わっているOHVCは、半導体業界が主な取引先ですが、もっと多様な業界にもシステム提案ができるようにしたいですね。例えば、会社の食堂やレストランの配膳に自動搬送を利用するなど、さまざまな発想が浮かんできます。ムラテックは手を挙げればチャンスを与えてくれる会社なので、これからも豊かな発想力を持って、挑戦する気持ちを大切にしていきたいと思います。