1 on 1 interview
PLM、MES領域で
各事業部の業務改善、
システム導入を推進する。
M.O
製造本部 生産技術部
2020年入社
前職:産業機械メーカー
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- 1on1インタビュー
- 08:M.O
Profile
工学部機械工学科で学び、自動車メーカーに新卒入社。キャリアアップのため、減速機のサービス会社で技術営業、産業機械メーカーで組付け調整を経験。前職での3D設計のノウハウが活かせると感じてムラテックに転職、現部署では各事業部の業務改善、システム導入などを担当する。
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前職での経験・転職のきっかけ
機械工学科で学び、製造業の分野で
キャリアアップを図ってきた。ムラテックに転職するまでに3社で経験を積んできましたが、業種は一貫して製造業です。新卒入社の自動車メーカーでは、生産技術部に所属。部品組付け工程図の作成を担当しました。2社目の減速機の代理店、サービス店を営む会社では、減速機の製品群の社内分解組立や出向サービスを担当後、技術営業職に。3社目の産業機械メーカーでは、セーターなどを編むコンピュータ横編機の心臓部の組付け調整を担当後、全社PLMプロジェクトで3Dデータの活用方法を検討するプロジェクト活動に従事しました。3社目は自分の好きなことに打ち込める環境だったのですが会社の業績不振が続いており、自身のキャリアや家族の将来のことを考えるように。技術交流会で訪れたムラテックの業務を見て、ここなら自分が使ってきた組立シミュレーションのスキルがそのまま活かせると感じました。ちょうど35歳になった頃で、「これが最後のチャンス」と転職を決意。面接では実務的な質問が多く、自分の経歴をしっかり評価していただけたという実感がありました。
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現在の仕事内容・やりがい
各事業部と横断的に関わりながら、
業務改善やシステム導入検討を推進。私が在籍する製造本部生産技術部はいわゆる全社部門で、他の事業部のように自分たちで製品を製造したり、出荷・販売したりするわけではありません。PLM(Product Lifecycle Management/製品ライフサイクル管理)、MES(Manufacturing Execution System/製造実行システム)領域における各全事業部横串で検討し、業務改善、システム導入を推進するのが役割です。私の担当はPLM導入における運用の検討。各部署およびベンダーとの打ち合わせをしながら、業務プロセスの上流の設計から下流にある製造における様々なモノづくり情報を一元管理できるシステムの構築を推進しています。現部署に異動する以前は工作機械事業部製造部管理課に在籍し、PLMの大きな円環の中における生産管理職の在り方を経験的に学びました。現部署ではその経験もしっかり活かされています。個人の経歴や今後のキャリアを見据えた的確な人事が行われているのはありがたいですね。
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社風・働く環境について
上下関係を気にすることなく、
有意義な意見交換ができる環境。上司・部下といった関係性にとらわれることなく、言いたいことは言い、わからないことは質問できる環境が魅力だと感じています。時には意見が食い違うこともありますが、議論を重ねてお互いの意見を認めながら合意形成していくことができる。とても健全な組織運営が行われていると思います。20代や30代のスタッフが多く、加えて全体の3割以上がキャリア入社というのも現部署の特徴です。私はムラテックに対して「実直な会社」という印象を持っています。これまで在籍した会社では「まあ、いいんじゃない?」と済まされていた事案も、ここでは真剣な議論に発展するんです。それだけ仕事に熱意を持って取り組む人が多いのだと思います。また、子供たちの学校行事や夏休みに合わせて、しっかり休日を取得できる点もありがたいです。休日には趣味のサーフィンに出かける余裕もあり、理想的なワークライフバランスを実践できています。
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これからの夢や目標
チャレンジ精神を忘れずに、
製造業の世界で成長を続けたい。「入社したら3D設計と組立シミュレーション活用で生産準備をサポートしていきたい」という思いは、入社後すぐに実現することができました。ムラテックには「やりたい」と手を挙げた人を応援してくれる風土があります。加えて競争意識や改善意識の高いスタッフが多いので、切磋琢磨しながら日々成長できているという実感を持ちやすい。当面の個人的な目標は、やはり現在担当させていただいているPLMが全事業部に広く運用されていくこと。自分が推進した運用システムによって各プロジェクトが以前よりスムーズに進行するのが、生産技術部としての大きなやりがいです。ムラテックの利益率は、製造業としては高い水準で推移しており、自動化ニーズの高まりも相まって今後も堅調が期待されています。自分が生業として選んだ製造業の世界で、新しいことにチャレンジする気持ちを忘れずキャリアを重ねていきたいと思います。