1 on 1 interview
チームで磨く技術開発。
考えて行動する力で
会社と未来を動かす。
C.K
繊維機械事業部 技術部 制御開発
2019年入社
前職:製造設備のソフトウェア開発
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- 1on1インタビュー
- 14:C.K
Profile
制御開発チームでソフトウェア設計を担当。マイコン制御や画面・機能設計に加え、知見を記録する仕組みづくりやDX推進、後輩のフォローなど積極的に取り組む。前職では最先端技術に携わるも、チームで製品を育てる喜びを求めて転職。新たな技術開発への議論を重ねながら、仲間とよりよいものづくりを目指す。
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前職での経験・転職のきっかけ
一人よりチームで。
現場で活きる技術開発。大学では情報系の学科で生体情報を専攻し、脳波を活用するような研究に取り組んでいたのですが「人ではなく機械を相手に、ものづくりの現場で力を発揮してみたい」と思うようになり、この業界へ進みました。前職では、製造ラインの検査治具など、工場に導入される製造設備のソフトウェアを開発していました。
仕事自体はとてもおもしろく、最先端の技術に触れることもできましたが、会社の規模が小さく、一人で業務にあたるのが少し負担でした。業務の相談をできる先輩や同僚も少なく、頑張って作ったものが試作で終わってしまうことも多く、達成感が得られないことにもどかしさを感じていました。ちょうどその頃、会社の統廃合で職場の環境が大きく変わったことを機に、より安定した環境で、チームで製品をつくる実感が持てる仕事がしたいと思い転職しました。 -
現在の仕事内容・やりがい
ムラテックの技術を支える、
シームレスな連携。繊維機械事業部の制御開発チームで、機械の制御部分を担うプログラムを作成し、モーターを動かしたり、センサーから情報を取ったりという、いわば「機械の基盤」をつくる業務にあたっています。機械が正常に動作するには、メカ・電気・ソフトなど各要素の連携が欠かせません。最終的に1台の機械として滑らかに動くように、私も他のチームの人たちと連携しながら日々開発設計に取り組んでいます。他にも、クラウドに上げたデータを分析して機械の性能をよりよくする取り組みや、新規事業を提案する業務にも携わっています。
最近では、私自身が発案者となり、技術開発時のエビデンスを残す「QMS活動」にも注力。古い仕様や経緯は、どうしてもこれまでの設計の経緯が埋もれてしまうので、品質の継続的な向上のために知見データベースを整備したほうがいいと考えた結果の提案でした。現在は、実際にプロジェクトとしてQMSの仕組みづくりが始まり、自分で考えて行動に移すやりがいを実感しています。 -
社風・働く環境について
遊びも仕事も本気!
多様な人とつながる職場部署はメカ・ハード・ソフトと専門が多岐にわたるメンバーで構成されており、気軽に話しあえる環境です。女性エンジニアも複数在籍していて、私は入社直後から女性の先輩についていただいたこともありとても安心しました。
フロアでは英語や中国語などの外国語が聞こえてくることもよくあります。社内では女性の働き方についてのワークショップを実施するなど、さまざまな角度からのダイバーシティな取り組みも進んでいますよ。
また、ムラテックを語る上で外せないのが、「納涼会」や「運動会」などのユニークなイベント!家族参加もOKなので、とても盛り上がります。参加は強制ではありませんが、「やるならとことん本気」がムラテックらしさ。遊びも仕事も夢中になれる人が多い会社なんです。 -
これからの夢や目標
自分の行動と成長が
「革新の分岐点」に。これからは、事業部の枠を越えて、研究開発部門やグループ会社とも連携しながら、データ分析と制御のつながりをもっと深めていきたいと考えています。社内の技術者交流会などを通して、部門間の知見を実際の製品開発に活かしていけたらと思っています。目指しているのは、「ただ動く機械」ではなく、よりよい自動化のために「賢い機械」を当たり前にすること。その中で、いろいろと悩んだり、他の部署との連携で議論したりすることもあると思いますが、「あのときの提案が、ムラテックにとって革新の分岐点だったよね」と言われるような仕事をしていきたいです。もしムラテックに興味がある方がいたら、「どうつくるか」だけでなく「なぜつくるか」から一緒に考えていける人に来てほしいです。目的から設計を考えたい人、チームでものづくりの手応えを感じたい人には、ぴったりの場所だと思います。