interview

理系の知識と持ち前のコミュニケーション能力で

“調達のスペシャリスト”を志す。

中村 咲月

美濃部 彰人

製造本部 資材部 犬山調達課 2019年入社 工学部 ロボット理工学科卒業

profile

ロボット理工学科でモノづくりを学び、そこで得た技術と持ち前のコミュニケーション能力を活かした「調達」の仕事でスペシャリストを志す。若手のエースとして月間2億円もの調達を担当中。

career

2019年
製造本部 犬山調達課
入社を決めた理由
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入社を決めた理由

出身が犬山市なので、友人のお父さんが働いていたりと、子どもの頃から村田機械を身近に感じていました。大学はロボット技術全体を俯瞰して学ぶロボット理工学科に籍を置き、就職活動ではBtoBのメーカーでモノづくりに携われる企業を探していました。設計などの技術職を目指す同級生が多い中、私は勉強したことを活かしながら、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら進める仕事がいいなと感じており、そんな時に村田機械の資材部の仕事を知りました。説明会で「図面をみながら社内の設計者や取引先の担当者とコミュニケーションを取り、部品を調達していくのが資材部の仕事です」と聞いた時に「自分が考えていた仕事にピッタリだ!」と感じたのを憶えています。説明会で話した社員の人柄が良かったことに加え、多くの事業を展開しているからこその、企業としての多様性や安定性に惹かれました。また、夏にお盆とは別に長期休暇があるのも魅力的でした。

現在の仕事
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現在の仕事

入社以来、調達の仕事をしています。村田機械全体の協力会社は2,000社近くあり、私はその中で15社ほどとやり取りし、L&A事業部・クリーンFA事業部・工作機械事業部の部品調達を行っています。生産活動に不可欠な製作部品の調達を担い、国内外の協力企業とやり取りすることで「コスト・納期・品質」すべてを満たす部品を安定調達するのが資材部のミッションです。どれだけ安く調達しても、品質が悪く納期も守れなければ意味がないですし、品質が良く納期通りに調達しても、コストが高くては会社の利益につながりません。取引先の状況や購入価格、要求品質などをすべて加味し、適切な発注を行うセンスが必要不可欠です。各取引先への確認や交渉のため、オフィスで仕事をするだけでなく、日本各地を飛び回ることもあります。

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仕事のおもしろさや醍醐味

調達の仕事の一番の醍醐味は、コスト・納期・品質について、結果が常に数値として現れるところです。努力した分、大きな手ごたえを感じられます。そしてもうひとつが、若いうちから大きな仕事を任せてもらえる点です。配属されてしばらくは月に500万円程度の発注を行っていましたが、その額はどんどん増えていき、現在では毎月2億円程度の発注を行っています。プレッシャーもありますが、大きな仕事を任される喜びの方が大きいです。また、協力会社の社長や役員クラスの方々と商談することも多く、経営者の考え方やさまざまな体験談など興味深い話を聞ける機会が非常に多い仕事だなと感じています。私のような若手でも、経営者の方々から貴重な話を聞けるという点も、調達の仕事ならではの魅力です。

今後の目標やキャリアプラン
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今後の目標やキャリアプラン

不安定な社会情勢によって、昨今は原材料の価格が高騰しています。またコロナ禍の影響から始まったサプライチェーンの混乱により、半導体供給をはじめとして、さまざまな物資の供給が不安定になり、納期を見通すのが非常に難しくなっています。そのような状況の中でも、社内外の人々を巻き込み、束ねることで安定した調達を牽引できる人材が望まれています。調達の仕事で一番重要なのは、コミュニケーション能力だと思っています。円滑な調達には相手との信頼関係が必要不可欠です。協力会社の方々と強固な関係性を築くことはもちろん、社内のメンバーを巻き込み、モノづくりの仕組みを工夫することで調達コストを下げられることもあります。モノづくりの知識を蓄積しながら、全ての人と積極的にコミュニケーションをとれる“調達のスペシャリスト”になるのが目標です。

1日のスケジュール

08:00
出社。メールチェック
09:00
チームミーティングにて個人の問題点を共有
10:00
積算や発注などの事務処理
12:00
昼食
13:00
打ち合わせの資料作成
14:00
協力企業さまと商談・打ち合わせ
16:00
社内組み立て生産現場の視察
18:00
退勤

オフタイムの過ごし方

オフタイムの過ごし方

フットサルやサッカーをして体を動かしています。同期の6人でゴルフに行くことも多く、京都と犬山(愛知)の真ん中あたりの滋賀のゴルフ場でプレーしています。私のベストスコアは101。みんな同じようなレベルで、誰が最初に100を切れるかを競っています。

技術系社員

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