interview

プログラム作成から後工程の加工まで、

すべてを担える「多能工」として活躍したい。

有薗 早紀

有薗 早紀

繊維機械事業部 繊機開発生産・加工 2016年入社 北九州工業高等専門学校 制御情報工学科卒業

profile

繊維機械事業部 開発生産には3つのチームがあり、有薗はまず切削加工を担う機械チームに配属された。ここで試作部品の三次元測定を経験した後、1年目の冬に曲げ加工や溶接などを行う板金チームに異動。現在は主にレーザー加工機のプログラム作成(CAD/CAM)に携わっている。

career

2016年
開発生産 機械チーム
2017年
開発生産 板金チーム
入社を決めた理由
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入社を決めた理由

高専4年生の時に村田機械のインターンシップに参加し、2週間という限られた期間で学生だけで構成・設計・組立・制御を行い、工作物を製作するという研修を受けました。この時にものづくりの楽しさと奥深さ、難しさを体感したのが当社に興味を持ったきっかけです。多くの社員の方々が親身になってアドバイスをくれ、どんな要望にも応えてくれる技術力に感動し、「この会社でもっとものづくりについて勉強したい」と思い、入社を決めました。この時お世話になったのが現在所属する板金チームの方々で、みなさんが楽しそうに働く様子や和気あいあいとした雰囲気もとても魅力的に感じました。

現在の仕事
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現在の仕事

開発生産は設計者からの要望を受けてさまざまな試作部品を製作する部署で、私は大きな鉄板から部品を切り出し、曲げ、溶接などを行う板金チームに所属しています。CAD/CAMを使って切断や穴あけなどを行うレーザー加工機の加工プログラムを作成するのが私の主な役割で、どの機械を使ってどう加工するかの工程を考えることに加え、実際に加工機を動かし、思ったような加工ができているかどうかの確認作業までを担っています。苦労するのは曲げや溶接などの後工程を踏まえたプログラム作成で、「この曲げは可能か」「加工中の変形はないか」など、図面からさまざまな情報を収集しなければなりません。CAD/CAMの仕事に慣れるまではミスも多く、後工程で不具合が生じて作り直すこともしばしば。しかし、今では当初の3倍以上のプログラムを作成できるようになり、図面をパッと見ただけで瞬時に最適な工程が組めるようになりました。

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仕事のおもしろさや醍醐味

紙一枚の図面だったものが現物の部品となり、手で触れられることにやりがいを感じます。試作に携わる職場なので「こんな加工ができるのだろうか…」と驚くような要望が寄せられることもありますが、職人技を持つ後工程の方々と相談しながらプログラム作成を行い、想像どおりの部品を完成させられた時が何より嬉しいですね。心掛けているのは、加工が複雑だから「できない」とあきらめるのではなく、どうすれば「できる」のかを追求してカタチにすること。複雑な部品は何度も試行錯誤を繰り返しながら完成形に近づけるのですが、苦労が多いほど達成感も大きいと感じています。また、自分の仕事がスピーディな開発に貢献していると実感できるのも、この仕事の醍醐味です。

今後の目標やキャリアプラン
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今後の目標やキャリアプラン

ゆくゆくは板金加工のプロになることが私の目標です。これまではCAD/CAMの仕事を通して後工程の知識を蓄えてきましたが、今後は実際の加工にも挑戦してみたいと思っています。すでに溶接の資格は取得したので、次はプレスブレーキの操作習得が目下の課題!プログラム作成からレーザー加工、曲げ、溶接と完成までの工程をすべて自分一人でできるようになれば作業の効率化にもつながりますし、なにより仕事の達成感がさらに増すのではと今から楽しみです。さまざまな技能を持つ多能工を目指すべく、今後も職場の先輩やベテランスタッフのみなさんからアドバイスをいただき、活躍の幅をどんどん広げたいですね。

1日のスケジュール

08:00
朝礼 1日のスケジュール確認
08:30
試作部品の加工プログラム作成
11:00
レーザー加工機で部品を加工
12:00
昼食・休憩
12:45
プレスブレーキの実習
14:00
三次元測定依頼への対応
17:00
退社

オフタイムの過ごし方

オフタイムの過ごし方

会社のバスケットボール部に参加したり、社会人になってランニングにハマったり、体を動かすことが多いですね。最近はスイーツマラソンやフルマラソンにも挑戦中!京都は観光スポットが多いので、お花見や紅葉巡りも楽しんでいます。

技術系社員

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