村田機械｜浦井智崇さん

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入社を決めた理由

前職は放送局で番組制作を約半年間担当し、その後、人事部で採用・研修を担当していました。この時に日々の業務の効率化を図ろうとプログラミングでの自動化に取り組み、必死に調べて実現できたのが転職を考えるきっかけになりました。私は学生時代にプログラミングに触れていたこともあり、「こちらを本業にできないか」と改めてその楽しさに目覚めてしまって。村田機械のことは新卒の就職活動の時に調べていて、設計からテストまでエンジニアとして幅広い経験ができること、上下関係のないフラットな社風かつ自由に意見が言える環境に当時から魅力を感じていました。また、今回の転職活動で中途採用者への教育が手厚いことも知り、入社を決めました。

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現在の仕事

村田機械には繊維機械、L&A、クリーンFA、工作機械、情報機器の5つの事業部があり、これらを支える4つの全社横断部門として研究開発本部、情報通信制御開発本部（ICC）、製造本部、サポート部門が存在します。研究開発本部が10年、20年先を見据えたプラットフォーム技術の強化に取り組む部門であるのに対し、私が所属するICCは1~5年先くらいの近い未来がターゲット。高度な情報通信技術と組み込み技術、IoTやAI、ARなどの最新技術を融合させて各事業部製品の機能向上を図る役割を担っています。私は主に組み込み機器のソフトウェア開発を担当しており、工場や倉庫で稼働する搬送台車に取り付けたカメラやセンサを制御して施設内の異常検知や状態監視を行うための機能開発に取り組んでいます。コーディングだけでなくソフトウェアの設計から実装・テストまで包括的に関わると共に、自社の実験場やお客様の工場を訪問して実機検証を行うこともあります。

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仕事のおもしろさや醍醐味

情報系の学部出身ではなく、かつ異業種からの入社だったため、専門的な技術や知識の習得には苦労しています。特にシステムの設計を考える上では、プログラミングだけでなく通信やセキュリティ、データベースやメモリなど幅広い知識が必要です。まだまだ分からないことが多く日々勉強ではありますが、新しいことを学びながら仕事ができることに刺激と喜びを感じています。心掛けているのは、技術的な課題のみにとらわれず、製品を良くするためにできることは何でもやるということ。例えば、画像処理を用いて倉庫内の安全監視ができる機能を搭載するだけでなく、その操作をいかに使いやすく搭載するかが重要だと考えています。ソフトウェアは技術さえあれば自分がやってみたいと思ったことをすぐに試し、フィードバックを得られるのが面白いところ。技術や学びを生かしてより良いものを生み出せた時にはやりがいを感じますし、自分の考えや経験を結果に反映させやすいのがエンジニアの醍醐味だと思います。

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今後の目標やキャリアプラン

入社して間もないこともあり、今はまだ自分が携わった製品が現場で稼働する姿を見たことがないので、早くそれを経験したいです。実験場で動く様子を見るだけでもワクワクするので、実際の倉庫や工場で稼働する姿を見た時の感動はどれほどだろうと今から楽しみにしています。将来的にはプロジェクトリーダーとしてチームを先導できる存在になりたいと思っています。どんなに優れたエンジニアでも個人で生み出せるモノや範囲には限界があるので、それぞれの分野で優れた技術を持つエンジニアの方々と協力してより良い製品を生み出していきたいと思っています。とはいえ、私自身はエンジニアとしてまだまだ未熟なので、まずは着実に基礎的な技術を習得し、幅広い経験を積むことが先決です。その上で、当社ならではの幅広く携われる環境を生かして活躍していきたいと思います。

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