村田機械｜上藤将人さん

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入社を決めた理由

高専では主に電気を学んでいたのですが、情報システムの領域も得意でした。どちらでも仕事にできる自信はありましたが、様々な可能性を持つ情報システムの仕事に大きな魅力を感じていました。就職先の業界はあまり絞らず、できるだけ柔軟に考えていたところ、友達から「おもしろそうな会社があるよ！」と村田機械を教えてもらい興味を持ちました。調べてみるとロジスティクス＆オートメーション、クリーンFAシステム、工作機械、情報機器、繊維機械の5つの事業部があり、事業部の数だけ多様な働き方があると感じました。新しい自分を見出せたり、技術者として成長できそうな予感がしたので入社を決めました。

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現在の仕事

入社から3年ほどは資材部で当社の製造に関連する部品や製品などの手配に従事し、製造におけるさまざまな要件や仕様、コストなどについて学ぶことができ、製造を俯瞰して見る目が養われました。その後異動したシステム開発関連の部署でもその経験が大いに役立っています。製造の現場では、さまざまなシステムが動いています。業務に欠かせない主要なシステムは「基幹システム」と呼ばれます。販売システムや生産管理システム、他にも会計、工程管理、物流、機械の制御・監視などさまざまなシステムを組み合わせることで、工場や作業員の状況を可視化して、管理者が現場の動向を捉えることができる仕組みづくりを手がけています。2024年から運用がスタートする基幹システムの刷新プロジェクトが発足し、その中核メンバーも任されています。会社全体の業務を“あるべき理想の姿”に持っていくため、現場の方々やベンダーとの打ち合わせを日々行い、試行錯誤しています。

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仕事のおもしろさや醍醐味

現在のミッションは、現場に近いさまざまなシステムの開発と、基幹システム刷新プロジェクトの2つです。システムの提案は幅が広く、常に新しいチャレンジがある点に面白さを感じています。生産を円滑に行うためのシステムは、部門の管理者や利用者の方々と打ち合わせを繰り返しながら作り上げていくのですが、さまざまな意見を取りまとめ、システムとして形にしていくプロセスに面白さを感じています。また、基幹システムの刷新は京都本社の情報システム部門が主体となって進めており、システムが使われる現場は私がいる犬山事業所のため、現場とシステム部門をつなぐ重要な役割を担っています。事業部それぞれにモノづくりへの想いやこだわりがあるため、共通の仕様に合わせていく難しさもありますが、共通化することで業務の効率化やデータの有効活用が可能になります。「なぜ、刷新する必要があるのか」という本質の部分を現場の方々に丁寧に説明していくことも大切な仕事です。

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今後の目標やキャリアプラン

システム開発の仕事に重要だと痛感していることに、相手先の業務内容を知ることと、協力関係を築くことの2点があります。入社後の資材部犬山購買課の3年ほどの経験を通じて、犬山事業所のさまざまな業務内容を知ることができたことが、その後のシステム開発の仕事に役立ちました。新たなシステムの導入には、実際に業務を行う方々はもちろん、ベンダーとの協力関係の構築が不可欠です。現場のキーパーソンと“仲間”になって、どうすればより良いシステムに昇華できるのかを一緒に考えていく必要があり、コミュニケーション能力の向上が求められています。新しい基幹システムは、グローバルスタンダードなパッケージシステムをベースに構築していきます。システムの知識を深めるとともに、生産管理・製造実行のシステムへの知識を増やすことで、モノづくり領域の基幹システムエンジニアとして活躍していきたいです。

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