MME駐在員として欧州・トルコ・アフリカ市場を担当!
自身が核となり、村田の繊維機械の拡販を進めたい。
谷井 大輔
profile
繊維機械事業部営業部の南アジアチームに配属され、北・南インド、全インド・パキスタン・バングラデシュのキャッチャー業務(駐在員フォロー)を歴任した後、入社3年目でパキスタン営業を担当。入社7年目に南インド営業担当のサポートも兼務した後、欧州・トルコ・アフリカチームへ異動。同エリアの営業担当に就任。2018年7月からMurata Machinery Europe GmbH(MME)駐在となる。
career
就職活動では①世界シェアNo.1製品を持つ企業②既に海外進出していて、かつ実績のある企業③関西を基盤として活動する企業の3点を軸に企業研究を行っていました。参加した合同企業説明会にたまたま村田機械が出展していたことから当社を知り、自身の企業選びの軸にピタリと当てはまったことから選考に臨むことに。入社の後押しになったのは、会社の雰囲気や若手のうちから活躍できる環境があったことですね。面接でお会いした人事の方を通じて社風の良さを実感でき、最終面談前の先輩社員懇談会では若いうちから活躍できる様子が手に取るようにわかりました。入社後、懇談会でお話した先輩と同じ部署で働くことになったのですが、その時に話していただいた内容と現実が何一つ違わず、まさに聞いていた通りだと実感。営業部内はもちろん、他部署でも同世代から事業部長まで誰とでも話をしやすい環境があるのが村田機械の魅力だと改めて感じています。
2018年7月からMME駐在になり、現地繊維機械事業部のリーダーとして欧州(ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、ベラルーシなど)・トルコ・中東(アゼルバイジャン・トルクメニスタンなど)・アフリカ(エジプト、エチオピア、南アフリカ、モロッコ、チュニジア、モーリシャスなど)市場での機械本体の営業活動やアフターサービス活動、部品販売の事業計画立案・進捗管理などに携わっています。2019年6月には世界最大の繊維機械見本市「ITMA2019」のホスト国として事務局を担当し、村田機械から最大約150名が参加する自社ブースのオーガナイザーを任せていただきました。準備から会期中の対応、解体までを担当する苦労はありましたが、無事に終了した際には確かな喜びを実感することができました。また、見本市の期間内にお客様約1000名をお招きするパーティーを行い、開催場所のバルセロナに合わせてフラメンコショーなどを企画。これがとても好評で、見本市終了後に各国のお客様から「村田のパーティーは最高だった!」というお声をいただけたのがとても嬉しかったです。
「ITMA2019」という大舞台を踏むまでにも、インド見本市「ITME2012」やパキスタン見本市「IGATEX2016」でも同様の経験をさせていただきました。このことからも分かるように村田機械には若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる環境があり、それが何よりの醍醐味だと思います。また、お客様と長く付き合うことができ、関係性を継続できるのもやりがいの一つ。海外営業として機械本体の販売が決まった時の喜びはもちろんですが、自ら仕様を決めた機械が納入され、その機械が何年もお客様のお役に立ち、さらに満足いただければ次の商売につながるのが面白い。このほか、私自身が機械を販売していないお客様とも関係を築くチャンスがあり、あるインドのお客様が来日された際には東京観光のアテンドに同行したことがありました。この時の対応が非常に喜ばれ、その後、見本市で会うたびに声を掛けていただき、食事を共にする間柄になれたのは私の財産だと思っています。
パキスタンという一つの国でしっかりと海外営業の基礎を築いた上で、現在はMME駐在として欧州・トルコ・中東・アフリカ市場という非常に大きなテリトリーを担当させてもらっています。これらの国々で1台でも多く当社の機械を納入いただけるよう、営業活動に注力するのが私の目標です。また、これら大きなテリトリーの中には過去に当社機械の納入実績があるため、MMEからのアフターサービスや部品販売を通じてより良く当社の機械を使っていただいているお客様先もあります。MMEの繊維機械部門リーダーとして、そんなお客様にも貢献できるようさらなる顧客満足度の向上を目指し、次の投資機会がある際には村田機械を一番に選んでいただけるような体制を築いていければと思っています。
日本人の多いドイツ/デュッセルドルフでは、デュッセルドルフ在住日本人を中心とするソフトボール大会が年2回開催されます。60チーム以上があり、その数は登録メンバーだけで1000人以上!なんと前回大会では私の所属するチームが準優勝に輝きました。