営業としてチームメンバーを取りまとめ、
引っ張っていく役割を担う。
三浦 朋之
profile
インターンシップで魅力を感じ、東京の大学から村田機械に。現在は九州エリアでの営業を担当。現地への出張では、限られた時間で必要な商談を集中してやりきることをモットーにしている。
career
工場の内部に潜入するテレビ番組が大好きで、モノづくりにも興味がありました。そのため、自社でつくった製品を販売するメーカーへの就職を志望していました。村田機械の存在を知ったのは東京で催された大規模な合同説明会。その後、“モノづくり企業の営業スタイルがわかる”というインターンシップが開催されており、そこに参加したことで、ソリューション営業の醍醐味や、若手でも責任ある仕事に携われる村田機械の社風を実感しました。当時のインターンシップにて、自分の名刺を持ってお客さまとの打ち合せに同席したり、工場で製品が動いている姿を見学したことで、自分が働くイメージを描くことができ、村田機械が第一志望になりました。
工作機械事業部に所属し、営業として板金加工の最初の工程を担うシートメタル加工機を扱っています。営業職の研修期間はおよそ1年間。大学では文系の学部だったため、入社当時は機械のことが全くわかりませんでしたが、先輩からの教えに加え、実際に組み立て職場で機械ができあがっていく過程を勉強したり、実際に機械を動かしたりすることで徐々に機械の知識を身につけていきました。手厚い研修があったことで、しっかりとした知識の土台が築けたと感じています。研究を終えた後も、お客さまにも現場で機械の使い勝手を教えていただきながら知識を増やしていきました。現在は、兵庫県と九州地区の担当として日々お客さまの工場へ訪問し、お困り事をヒアリングして解決案の提案を行っています。板金システム販売の九州担当は私ひとりですが、他部門の九州エリア担当営業と集まる場もあるので、孤独を感じることなく安心して仕事に臨めています。
シートメタル加工機は、鉄の板を切って曲げて部品を作る、モノづくりに欠かせない機械です。そのため、非常に幅広い業種のお客さまを担当できるのが仕事の醍醐味です。私の担当は、建材・建機・厨房機器・検査機器・医療機器などで、幅広いモノづくりを知ることができ、興味が尽きません。さまざまな工場に出向くと「この製品はこうやってできあがるの!?」と驚くシーンも多々あります。また、地域によって活況な業種が異なり、地域戦略を考えるのもおもしろいです。村田機械では、SE・設計・開発担当者とチームを組み、ベストの解決案を考えていきます。チームメンバーを取りまとめ、引っ張っていく営業の仕事は責任感が伴いますが、提案内容をお客さまに納得いただいた時には非常にやりがいを感じます。材料を保管する自動倉庫と組み合わせるなど、事業部の垣根を越えて提案できるのも村田機械ならではの強みです。
私が担当している九州エリアには、半導体関連企業が次々と進出しています。営業を行う上で市場の伸びしろを感じ、モチベーションも上がっています。その一方で、今後は日本国内で人手不足が深刻化していくと考えられています。特に製造業への影響が大きいでしょう。そうなると、レーザ加工にプラスしてさまざまな加工が行える「複合機」や「自動化」のニーズが高まっていくのではと予想しています。そのような状況の中で、村田機械のポジションを上げていくことが目標です。シートメタル加工機の領域では、村田機械は業界トップではなくチャレンジャーのポジションです。だからこそ、思い切った動きができると思っています。今後は展示会の企画・運営や販売戦略を考える仕事にも、ぜひ積極的に関わって行きたいですね。
出張時のスケジュール
九州を中心に出張することが多いので、休日は家族の時間を大切にしています。遊具などで子どもが遊べる場所を調べ、家族で出かけることが多いですね。現在の住まいは会社から車で10分ほどの社宅です。広くて綺麗な社宅でとても助かっています!