ネットワークのプロとして拠点を支える。
将来は誰からも認められる人材に。
河村 勇太
profile
入社1年目はL&A、クリーンFA事業部の施工管理に携わるL/C工事サービス部に所属。現場での据付を担う協力会社を指揮する仕事を通じ、お客様に自社製品を引き渡す「最後の砦」となる責任を体感。2年目からは自ら希望したICT技術部に異動になり、電気情報工学科で学んだ知識を活かしている。
career
学校でインターンシップの案内を見て、村田機械を知り、興味を持ちました。実際のものづくりを体験できる内容に惹かれてインターンに応募したのですが、希望者が多く、結局参加できませんでした。落ち込んでいたところに採用担当の方から連絡があり、「ご参加いただけず残念でした」という文書とともに犬山工場の見学案内が届いたんです。この丁寧な対応に感激して工場見学に参加したのですが、そこで見た自動倉庫設備や工作機械が本当にすごかった。高速かつ正確に稼働する様子に魅了され、「自分もなにかの形でこの製造に携わりたい」と当社を志望しました。また、学生時代にイメージしていた工場とは違う明るくきれいな現場、いきいきと楽しそうに働く先輩方の様子も入社を決める後押しになりました。
私が所属するICT技術部はムラテックグループ全体のICT基盤（コンピュータやサーバ、ネットワーク）の運用を行う部署です。部内には3つのチームがあり、PC管理やエンドユーザーのサポートに携わるチーム、社内システムの改修を行うチーム、インフラに携わるチームがあります。私はインフラに携わるチームに属し、主要な拠点である犬山事業所・伊勢事業所・加賀工場などのネットワークの構築や運用を担当しています。工場内建屋の新設や増築に伴うネットワークの設計・構築を担うこともあれば、各事業所からの問い合わせに対応することもあり、業務内容は幅広いですね。相手に分かりやすくお答えすること、安全かつ使いやすいネットワーク環境を構築することを念頭に日々の仕事に取り組んでいます。
印象に残っているのは、入社3年目に経験した大規模プロジェクトです。犬山事業所の事務所エリアの増築に伴うネットワークの設計・構築を任され、主担当として取り組みました。それまでにもネットワーク工事は経験しましたが、複数部署とのやり取りは初めて。また、接する協力会社も幅広く、ネットワーク以外に建築、設備などさまざまな工事会社の進捗を把握しておく必要がありました。あるエリアの増築完成に合わせてネットワークを設計・構築したら、別のエリアの設計・構築を行う…これを繰り返して約1年後に無事全ての工事が終了。完工までにトラブルもありましたが、臨機応変な対応力が身に付いたのが収穫です。このプロジェクトをやり遂げたことで自分のスキルに自信がつきました。今思えば工事サービス部での施工管理の経験があったから、現場でスムーズな判断ができたのかもしれませんね。
近年ネットワークの重要度が上がってきているため、プロである私たちが頼りにされていると実感しています。しかし、先輩方に比べれば私はまだまだ経験不足。今後は自身の知見を深めるとともに、これまで以上に担当できる業務範囲を広げたいと考えています。そして、ゆくゆくは「ネットワークに関する問題は河村に任せておけばいい」と思ってもらえるようなエンジニアになることが目標です。そのためにも日々の業務で経験を積むだけでなく、社外のセミナーや展示会に積極的に足を運び、最先端の知識をどん欲に吸収したいと思っています。
小学生の時に東京ドームで試合を観戦して以来のジャイアンツファン。シーズン中はテレビやネットでの観戦を欠かさず、タイミングが合えば球場に足を運びます。4番の岡本選手が同年代なので、その活躍に刺激を受けています。
