キャッチャー業務経験を糧に、
3年後にはお客様と直接わたり合えるピッチャー営業に!
佐藤 文香
profile
大学で国際関係学などを学んでいたことから、海外交流への関心が高かった佐藤。学生時代に外務省が主催する、日本の魅力を海外に発信する事業に参加し、日本のハイテクノロジーについて海外の学生に向けてプレゼンしたことがきっかけとなり、日本が誇る技術力の素晴らしさに開眼。「将来は日本の技術力を世界に伝える仕事がしたい」と考えるようになる。入社から現在までクリーンFA事業部に属し、国際営業部で主にキャッチャー営業としてお客様と社内の橋渡しを行う役割を担っている。
career
学生時代に日本の文化や芸術、技術力を世界に発信する「国際交流事業」に参加したことがきっかけとなり、海外営業に興味を持つようになりました。 “技術力を海外に発信するとともに、自分自身もわくわくするようなものづくりに携われる仕事”を軸に就職活動を行うなかで村田機械を知り、インターンシップに参加。各事業部の営業さんのお客様訪問に同行して実機が稼働する現場を見学し、村田機械の製品を使用するお客様から直接お話を伺う機会をいただきました。この時に村田機械の技術力の高さを知るとともに、お客様と、村田機械の営業の方の信頼関係、一緒により良いモノをつくろうとする姿勢を肌で感じ、「私もこの会社でわくわくするものづくりに携わりたい!」と思ったのが入社の決め手です。
入社以来、半導体製造工場向けの搬送・保管システムを扱うクリーンFA事業部に所属し、受注した物件の社内展開・フォローを担う“キャッチャー業務”に携わっています。具体的には、物件の受注登録作業や出荷・入金関連作業、納期調整などの業務を中心に担当。また、数カ月に1度はアメリカに渡り、駐在されている先輩とともにお客様との会議に参加し、海外での営業実務を学んでいます。3年目になってからは少しずつ物件対応も携わるようになり、最近は初めての担当物件の打ち合わせでアイルランド出張も経験。現地での半導体製造工場の新棟立ち上げに伴う見積作成や価格交渉など、お客様と直接やり取りする業務にも挑戦しています。経験の浅い私はまだまだ課題が多いですが、先輩からアドバイスを受けながら日々学んでいるところです。
入社前は営業=売る、外部に向けて発信する仕事というイメージが強かったのですが、現在の仕事を通じて、納期や価格などお客様のご要望を社内に展開し、各部門に動きかける橋渡し役としての役割があることを知りました。私は今まさにこの役割を担っているわけですが、心がけているのはただの伝書鳩になるのではなく、プロジェクトを円滑に進めるためにお客様と社内に対してどうアクションを起こすべきかを見極めること。自分の言葉や行動一つでプロジェクトの動きが左右されてしまう難しさはありますが、成果が得られた時のやりがいはひとしおです。以前、お客様から頂いた納期短縮のご要望を社内各部門の協力のもと調整した結果、「Thank you so much, Sato san!」という感謝の言葉をお客様からいただくことができました。自身の努力が報われたという喜びと同時に、各部門の協力のもとに成り立つチームで進める仕事の醍醐味を実感できたのがとてもよい経験になったと感じています。
プロジェクトの前線に立ち、お客様と直接価格交渉ができる“ピッチャー営業”になることが現在の目標です。そのためにも交渉力や提案力を磨き、3年後にはこの目標を実現したいと考えています。また、より多くの製品知識を身につけることも私の課題。クリーンFA事業部では最近、営業部とSE部の若手間での交換留学制度ができたので、ぜひそれに参加して製品知識を磨きたいと思っています。“ピッチャー営業”の経験を積み、製品知識を身につけ、世界に誇れるようなわくわくしたものづくりに携わることが将来の目標です。
社会人になってから年に1回、1人で海外旅行に行くのが趣味になりました。休日はその計画を立てるべく喫茶店やカフェでよく過ごしています。旅行先で行きたい場所や食べたいものをリストアップしている時が至福の時間で、良いリフレッシュになっています。